2011年11月24日

BW第56話「アイリスとモノズ!育て屋修行!!」

3行でわかるあらすじ
育て屋に預けられた人見知りのモノズは食事を取ろうとせず、アイリスは根気強く接する。モノズは次第に心を開いていく。期日になっても迎えが来ない。遭難していたトレーナーが現れ、モノズはアイリスに礼を言い、引き取られていった。

・サトシのクルマユVSデントのマッギョの練習バトル。座っていた岩が砕け、アイリスは飛び退く。モノズ(声:福圓美里)が現れた。

・アイリスはモノズに近寄るが、頭突きされてしまう。もう1体モノズが現れ、食料を食い散らかし、サトシとピカチュウはものすごい顔でぶち切れる。飛びかかるピカチュウもクルマユの糸を吐くもかわされ、サトシも頭突きされる。デントも捕まえられず、マッギョは踏まれて涙目に。2体のモノズはサトシたちを嘲笑う。
・アイリスはモノズをゲットしようとモンスターボールを2個出し、サトシもゲットすると割り込む。キバゴの竜の怒りとピカチュウのエレキボールの会心の一撃が決まり、2人はモノズにモンスターボールを投げるが、ボールは反応しない。男が駆け寄り、モノズたちはトレーナーから預かったものだという。
・育て屋のボビー(声:白鳥哲)。下縁眼鏡とつなぎが特徴。なよなよした口調で、語尾に「ね」をつけて話す。自分のことも含め、何でも「さん」づけで呼ぶ。モノズたちは塀を壊して逃げ出していたのだった。
・育て屋にはダルマッカ、スワンナ、コアルヒー、モンメン、シママ、チラーミィ、マメパトがおり、タイプに合わせた草原、池、岩場、砂場のエリアがある。モノズ2体は今日別々のトレーナーから預かったもので、初めて預けられたため、トレーナーを探して脱走した。よくあることだが、1日いっしょにいれば慣れるという。
・ボビーはドラゴンタイプの世話をした経験がない。ドラゴンタイプはデリケートで育成が難しいという。話を聞き、アイリスが手を挙げる。サトシとデントも手伝うことに。
・ボビーは3人に1人1体ずつお願いしたいという。ピカチュウとキバゴが気配に気づき、2体とは別のモノズ(声:たかはし智秋)が木の陰に隠れているのを見つける。3日前に預かったが、人見知りが激しく、食事も取ってくれないという。デントいわく、モノズはエネルギーの消費量が多く、いつも食事を取ってエネルギー補給しないといけない。モノズはアイリスにもおびえ、木の陰に隠れる。トレーナーは明後日迎えに来る予定。アイリスはやる気の炎を燃やす。
・3人はモノズだけのつもりだったが、すべてのポケモンの世話をすることに。リヤカーいっぱいに積まれた晩ご飯はタイプごとに色分けされている。草タイプ用がないので、モンメンは野生らしい。シママは青草を食べる。サトシはお寺のハトのごとくマメパトに囲まれる。
・夕方。作業が終わり、サトシとデントはくたくたに。普段1人でこなしているボビーは、細身の外見からは想像できない隆々とした腕の筋肉を見せる。
・一方アイリス。モノズはたまに顔は出すものの、すぐ木の陰に隠れてしまい、まだポケモンフーズを食べてくれない。他の2体はすっかり慣れた。
・夜。ロケット団の3人とゼーゲル博士が乗る大型ヘリはミロス島に向かう。伝説のポケモン3体が狙い。

・育て屋。ポケモンたちが眠りにつく中、ランプラーが活動する。目を覚ましたピカチュウがアイリスがいないことに気づき、サトシとデントも目を覚ます。2人が様子を見に行くと、アイリスはキバゴを連れ、モノズに語りかけていた。
・竜の里の話。アイリスが小さかったころ、里に迷い込んできたクリムガンがいた。クリムガンはポケモンや人と仲良くしようとせず、洞窟の奥にこもってしまった。オババ様は洞窟の入口でクリムガンに話しかけ、心を通わせようとした。何日か経ち、クリムガンが出てきた。オババ様は話しかけることで、クリムガンの不安を消してあげることができた。話を聞いたモノズは立ち上がる。
・2日目の朝。一同は朝食の世話をする。デントは筋肉痛が出ている。2体のモノズは元気いっぱいにズルッグやイシズマイとバトルするが、人見知りのモノズはまだポケモンフーズを食べてくれない。アイリスは辛抱強く待つ。
・夜。座ったまま眠っていたアイリスが物音に目を覚ますと、モノズが木の陰から出てきた。アイリスは自らポケモンフーズを食べてみせ、手に乗せて差し出す。モノズは恐る恐る食べ、喜ぶ。
・3日目の朝。モノズの皿は空になっていた。モノズたちのトレーナーが迎えに来た。少女(声:根本圭子)と少年(声:江口拓也)は、それぞれモノズと抱き合う(少女のものはモノピーという名前)。ボビーは、迎えに来たトレーナーとポケモンが会うときの笑顔が見たくて育て屋をしているという。2人はポケモンをモンスターボールに戻す。それを見ていたモノズはアイリスに寄りかかる。ちょっとさみしいテイストとつぶやくデントに、ボビーは、寂しくなるのはそれだけ愛情をかけ、いい仕事をしたということだという。
・夜。夕方来るはずのモノズのトレーナーはまだ現れない。雨が降り出し、ボビーたちはポケモンたちを雨宿りさせる。アイリスはモノズを慰める。
・4日目の朝。モノズが放っておけないアイリスは、サトシとデントに先にホドモエシティに行くよう言うが、2人はアイリスが友達になったのなら自分たちの友達だと残る。食事を終え、アイリスはモノズと遊び、昼寝する。
・夕方。モノズのトレーナーはまだ来ない。モノズは落ち込む。そのとき、ラッパーの少年が迎えに来た。キャラクターが強烈だ。アイリスが詰め寄るが、彼が預けたのはタマゲタケだった。
・アイリスはもう2〜3日待ってもトレーナーが来なかったら、いっしょに来る?とモノズに聞くが、モノズはモノズは下を向く。そのとき、青年(声:古島清孝)が杖をついて現れ、モノズは抱きつく。
・青年の回想。彼は電気石の洞穴でバトルとゲットの修行をしていたが、ポテンシャルの高いシビシラスを深追いして出口を見失い、2日間さまよっていたのだった。
・喜び合う青年とモノズに、アイリスは良かったねとつぶやく。モンスターボールに戻される瞬間、モノズはアイリスのほうを振り返り、礼を言う。アイリスはモノズがトレーナーに会えて安心できたことだけで十分だといい、ドラゴンマスターへの決意を新たにする。ボビーはポケモンたちの晩ご飯の世話を頼み、3人はずっこける。
・ミロス島に上陸したロケット団はランドロスの祠を調べる。次は2つの小島の調査だ。
・脚本・演出・作画が丁寧で粗がない傑作回。とても良かった。欲を言えば、展開が若干急ぎ足に見えたので、ロケット団のパートを他の回に回して、メイン一本にしてほしかった。

エンディング「ポケモン言えるかな?BW(ビーダブリュー)」2番は、マッギョの声がなくなり、デフォルトに戻った。
オーキド博士のポケモンライブキャスターは、ドテッコツについて。とても力持ちなので、建設現場で資材を運ぶときなどに大活躍する。イッシュ地方では人の役に立つ頼りになるポケモンとしても知られている。
ポケモン川柳「ちからこぶ おれのがいちばん ドテッコツ」
posted by ムラサキ博士 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ポケモンアニメBW
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