3行でわかるあらすじ
ロバートはサトシと、祖父が撮影した春夏秋冬揃ったメブキジカを探す。ロバートはシキジカをかばい、毒を受ける。メブキジカが彼らを写真に写っていた泉に案内、春夏秋冬のメブキジカが現れ、ロバートを治す。それは不思議な出来事だった。
・山のふもとのポケモンセンター。ピカチュウはサトシに頭をかいてもらい、とても気持ち良さそう。ピカチュウがもっととねだり、サトシはムツゴロウさんのごとく「よ〜しよしよし」とこねくり回す。少年が現れ、ピカチュウの写真を撮りまくる。
・乗ってきたピカチュウは、いろいろなポーズを取ってみせる。少年はピカチュウがイッシュ産だと思って興奮していたが、サトシにカントーから来たことを教えられる。
・ポケモンフォトグラファーになりたてのロバート(声:山口勝平)。アフロヘアが特徴で、シンオウ四天王のオーバに似ている。口癖は「チェック!」。無印第55話に登場したカメラマンのトオルと声優が同じである。
・ロバートは自分の作品のアルバムを見せ、次に古ぼけたアルバムを見せる。ポケモンフォトグラファーである彼の祖父が世界中を回って撮ったものだ。アイリスとデントは、ある1枚に釘付けになる。サトシには何のことだかわからない。不思議なことに、そこには四季に応じて姿が変わる春夏秋冬のメブキジカ4体が一堂に会していた。
・ロバートの回想。小さかったロバートは友達に写真を嘘だといわれ悔しがるが、祖父(声:三宅健太)は確かに会ったと断言する。ロバートは同じ場所を探して同じ写真を撮ると誓っていた。
・ロバートは場所を探す手がかりとして、祖父が撮ったシキジカの写真を見せる。両方にとても珍しいアントレスの花が写っている。シキジカの写真が撮られたのは、この近くの山のどこかだということがわかった。メブキジカが撮られたのも同じ山ということになる。
・ロバートはママンボウ(声:たかはし智秋)を撮るために何日も粘り、会心の出来となったことを回想し、それがポケモンフォトグラファーの醍醐味だと話す。興味を持ったデントに、アイリスは今度は写真ソムリエなのかといぶかるが、そういうわけではなかった。
・ロバートはジョーイにアントレスが咲く場所を聞く。サトシたちも同行することに。
・山を前にロバートはココロモリ(声:西村ちなみ)を出し、空から花を探させる。次の手がかりは写真に写っていた泉だが、地図にはない。
・道中、ロバートはマメパト、クルマユ、モンメンを撮る。アイリスは木に登るが、ココロモリの姿は見えない。そのとき、草むらから夏のシキジカ(声:渡辺秋乃)が飛び出し、群れに連れて行ってくれるかもしれないと後を追う。
・霧が出、シキジカを見失う。サトシとロバートは、アイリスとデントとはぐれてしまった。戻ってきたココロモリはアントレスの花を持っている。サトシは霧の深さにロバートを止めるが、彼の意気込みに負け、ついていく。2人は放っといていいのか?
ポケパーク2のCMには今回登場するポケモンたちが総登場。しばらくはゲーム連動のようだ。
・霧が晴れてきた。アントレスの花が咲いているが、シキジカの写真とは別の場所だった。ピカチュウは草の陰で動く4つのモンスターボールに近づくが、それは2体のモロバレルだった。気づいたロバートが引き離し、毒の粉を浴びることは免れる。
・再びシキジカが現れる。シキジカはメブキジカをリーダーに群れで生活することが多い。ココロモリが求愛音波を出し、シキジカを楽しい気分にさせる。警戒心の強いポケモンを撮るときに使うという。2人はシキジカを追う。
・ロバートはシキジカの写真に写っていた木を見つけるが、シキジカを見失ってしまう。日没が迫り、探索を中断して野宿することに。
・2人は河原で焚き火をし、缶詰を食べた。ピカチュウはサトシのあぐらの上で寝息を立て、ココロモリは木からぶら下がって休む。2人は談笑する。ロバートは祖父が「山は現実と不思議な世界の境目が曖昧になる場所がある」と話していたことを回想する。彼は他の人が真似できない素晴らしい体験ができたことを誇っていた。明日に向けて休む。
・翌朝。サトシはシキジカに顔をなめられ、目を覚ます。シキジカは2人を群れのところへ案内する。
・群れは残念ながらシキジカばかりだった。ファインダーを覗くロバートは、草をはむシキジカの目前にうごめくモロバレルを見つける。ロバートはシキジカを突き飛ばし、毒の粉を浴びてしまう。毒消しは切らしている。シキジカは逃げ、ロバートは熱を出し、やむを得ず山を下りることに。
・サトシは自分のリュックとカメラを前にかけ、ロバートをリュックごと背負い、山道を急ぐ。かなり大変そうだが、ミュウツー(122kg)ほどではない。霧が出、道がわからなくなるが、シキジカと夏のメブキジカ(声:古島清孝)が現われ、道案内をする。霧の中からメブキジカが現れるシーンは「もののけ姫」のシシ神を連想した。
・サトシは写真に写っていた泉に行き着く。メブキジカがいななき、対岸に春夏秋冬4体のメブキジカが現れる。泉が光を放ち、それを浴びたロバートは熱が下がる。やっぱり、もののけ姫だ。
・目を覚ましたロバートは4体揃ったメブキジカに驚いてサトシと頭をぶつけ、痛みと感動の涙を流す。霧が濃くなり、メブキジカが歩き出す。ロバートはあわててサトシが首にかけているカメラを引き寄せ、シャッターを切る。ファインダーから目を離すと、メブキジカはもういなかった。
・ロバートとサトシは山を下りる。霧が晴れ、アイリスとデントが駆けてくる。山で一晩明かしたと思っていたが、はぐれたのはほんの10分ほど前だった。アイリスとデントはカメラの液晶画面を覗くが、メブキジカは霧でぼやけており、半信半疑。サトシは本当だと怒るが、ロバートは他の人が真似できない素晴らしい体験ができたんだからと笑う。ラストシーン、祖父の写真の横にロバートの写真が飾られる。ファンタジックで心に残る回だった。
エンディング「ポケモン言えるかな?BW(ビーダブリュー)」2番は、間奏部分にピカチュウの声が追加された。
オーキド博士のポケモンライブキャスターは、ズルズキンについて。岩のような硬さを持つトサカで頭突きを繰り返せば、相手はたちまち退散してしまう。キックの攻撃力も高く、ビルの壁を壊してしまうこともある。
ポケモン川柳「ズルズキン ズキンといちげき ずつきかな」
2011年11月03日
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