2011年10月13日

BW第52話「サトシVSチャンピオン・アデク!」

3行でわかるあらすじ
アデクはサトシとまじめにバトルしようとせず、彼に憧れていたシューティーは落胆して去っていく。アデクは暴れるギガイアスを手当てし、信頼を築く。サトシたちはポケモンと人とのつながりの素晴らしさを学ぶのだった。

・跳ね橋に向かうサトシたちは、ミュージシャンやダンサーがパフォーマンスを披露するパフォーマーストリートに立ち寄る。ミネズミを乗せてバランスを取る者、ミネズミと歌い踊る者、マメパトとはしごに乗る者等がおり、シキジカ(春)とのふれあい体験、メグロコ叩き等が開かれている。屋台にはバニプッチアイス、ヒヒダルマ焼き等が並ぶ。サトシとアイリスは食べ物にしか興味がない。ピカチュウがシューティーに気づき、サトシが声をかける。

・シューティーは相変わらずそっけない反応。サトシは4個のジムバッジを見せつけるが、シューティは5個(トライバッジ、ベーシックバッジ、アニメオリジナル3個)だった。サトシのバッジケースには特定のバッジ専用のくぼみがあるが、シューティーのものは汎用になっている。
・サトシはバトルを申し込むが、シューティーは人を待っているからと断る。その人とはイッシュリーグチャンピオン・アデク。イッシュリーグに優勝することは通過点に過ぎず、チャンピオンリーグに進出し、彼を倒すのが最終的な目標だという。
・シューティーの回想(BW第31話参照)。アデクは小さかった彼に「どんどんバトルして、どんどん強くなることだ」とアドバイスする。
・アデクは神出鬼没でいつどこにいるのかわからないが、最近近くで目撃されているという。噂をすれば影、アデクはバイクのサイドカーに勝手に乗り、ハーデリアと戯れながらジュンサーを食事に誘う。怒るジュンサーが逮捕をちらつかせ、アデクはサイドカーから転げ落ちる。ジュンサーはあきれて去っていき、アデクは未練がましく呼びかける。
・シューティは喜び勇んで声をかける。アデクは彼の顔を覚えていたが、「シュータロウ」と名前を間違え、笑ってごまかす。割り込んだサトシがアデクにバトルを申し込み、シューティーと言い争いに。アデクは笑って2人の頭をぐりぐりとなで、2人いっぺんでもいいというが、2人の希望で1人ずつバトルすることに。シューティーはコテンパンにされて強さを知るといいと先を譲る。アデクは自己紹介したばかりのサトシを「サンタロウ」と呼ぶ。
・サトシVSアデク。アデクはバッフロン(声:三宅健太)、サトシはピカチュウを出す。サトシはピカチュウに10万ボルトを指示するが、アデクは目を閉じて腕を組み、バッフロンに指示を出さない。バッフロンは10万ボルトを軽く耐える。アデクは攻撃の指示も出さず、アイリス、デント、シューティーは困惑する。バッフロンは続けて電光石火、アイアンテールを受ける。
・サトシはピカチュウが疲れるのを待っているのかと勘ぐるが、攻撃あるのみとエレキボールを指示する。バッフロンはアデクが何も指示を出さないことにいらだち、地面を蹴る。エレキボールは多少効いた模様。怒るバッフロンが振り返ると、アデクは立ったまま眠り、鼻ちょうちんを下げていた。シューティーの呼びかけに目を覚ます。昨日から夜通しで歩いてきており、寝不足だったとのこと。
・アデクは何事もなかったかのようにアフロブレイクを指示するが、バッフロンは動かず、尻を叩く。突進するバッフロンはピカチュウの目の前でUターンし、アデクめがけて突っ込む。アデクは怒るバッフロンを大人げないと言うが、直撃を受けて木に叩きつけられ、ぐるぐる目で気を失う。
・サトシたちが心配して駆け寄ると、アデクはばっと起き上がり、大笑いして自分の負けを認める。シューティーがバッフロンがまだ戦えることを指摘すると、バッフロンは草をはんでおり、アデクは腹も減ったし今日はここまで、シュータロウとはまた今度だと言う。アデクは食い下がるシューティーに「女心とジュンサーさんは気まぐれなんだ」と言い訳し、デントとアイリスに突っ込まれる。
・シューティーはアデクに、以前の言葉は「一番大切なのは強さを求めること」であると解釈していると話す。しかし、アデクは真剣な表情でそれを否定、言った覚えがないと苦笑いする。落胆したシューティーは頭をなでる手を振り払い、サトシに「僕は勝利することで、僕の正しさを証明する」と言い残し、去っていく。アデクは「人生を楽しむことだな」と笑い、手を振る。シューティーがゲームのチェレンのポジションをこなしており、アニメにチェレンが登場する見込みは薄くなった(せいぜい映画の冒頭くらい?)。
・アデクは草をはむバッフロンにリンゴを差し出し、喜ぶバッフロンに顔をなめられる。仲が悪いわけではなかった。アデクは腹を鳴らして空腹であることを思い出し、サトシたちを食事に誘う。

・ポケモンセンター。アデクはジョーイを食事に誘う。ジョーイは困り顔。突然のチャンピオンの登場に、周囲は大騒ぎに。アデクは「巷のトレーナーの間ではジョーイさん派とジュンサーさん派に分かれているようだが、わしは断然ジョーイさん派ですな」としゃあしゃあと言い、アイリスはジュンサーを口説いていたことを突っ込む。この節操のなさはタケシを思い出させる。
・一同は食堂で食事を取る。料理はサトシがスパゲティ、アデクが揚げ物の盛り合わせ?とスープ、デントがサンドイッチ、アイリスがパンケーキと飲み物、他にチャーハン。サトシとアデクはがっつくが、デントとアイリスはアデクのファンたちの視線に食が進まない。アデクに言われ、ファンたちは外に出て行く。
・アデクは3人に旅の目的を尋ねる。サトシはポケモンマスターになること、アイリスはドラゴンマスターになること、デントはポケモンソムリエを極めることと答える。アデクはなってどうするかと尋ねる。サトシは考えたこともなかった。アイリスとデントも同じだ。さらに、アデクはなるためには何が必要かと尋ねる。サトシは強くなることだと答えるが、アデクはそれだけでいいのかと疑問を投げかける。
・ジョーイが血相を変えて駆け込んでくる。アデクは「マイハニー」呼ばわり。野生のギガイアスが暴れているという。
・パフォーマーストリートでギガイアス(声:佐藤健輔)が暴れ、移動販売車や屋台を壊す。ジュンサーが対処に当たる。アデクはバッフロンを出してギガイアスを止め、人々を避難させる。自信満々にリンゴを差し出すが、ギガイアスに吹っ飛ばされ、オブジェに叩きつけられる。
・あきれたジュンサーはハーデリアを出してギガイアスを攻撃しようとするが、バッフロンが間に入る。アデクは吹っ飛ばされたおかげで暴れている原因がわかったという。向かってくるギガイアスを投げ飛ばし、裏返しにする。その足の裏には太い釘が刺さっていた。足の痛みで我を忘れ、暴れていたのだ。アデクは釘を抜き取り、傷薬を吹きかける。ギガイアスは落ち着き、アデクが差し出した透明な鉱石を食べる。サトシたちは感心する。
・ジュンサーはギガイアスを保護して管理しなければならないと言う。そのときジュンサーに向かってオブジェが倒れかかり、ギガイアスが覆いかぶさってかばう。アデクは、もともとギガイアスは何もしなければおとなしいポケモンなのだという。
・ギガイアスは森に放される。サトシはアデクに、強くなることだけが目的でいいのかという話の続きを聞く。アデクは「ただ強いだけではなく、わしのバトルを見た人たちにポケモンを好きになってもらいたい。そしてポケモンにも人間を好きになってもらいたい。わしはそんなバトルがしたいのだ」「わしが最も素晴らしいと思うのは、人とポケモンのように全然違う存在がお互いを認め合って、一緒にいるということだからな」と話すが、「ポケモントレーナーにはいろんな人がいる。(中略)その答えはいろいろだ」と付け加え、この旅で自分の答えを見つけるよう言う。
・夕方。サトシたちとアデクは跳ね橋の前で別れる。結局、最後まで名前は間違えたままだった。

エンディングの「ポケモン言えるかな?BW(ビーダブリュー)」は2番に。1番と比べると歌詞付けが無理やりで、リズムに合っていない。間奏部分はレコード盤の上をピカチュウたちが走る新作画。締めは変わらずマッギョ。

オーキド博士のポケモンライブキャスターは、ゼブライカについて。とても気性の荒いポケモンで、怒りの感情が高まると体の電気量が増え、強力な電撃を放つ。たてがみが黄色く輝くのは怒って興奮している証拠。
ポケモン川柳「おこったら ひかってしらせる ゼブライカ」

20日はポケモン特別企画として、全日空の機内上映作品「ピカチュウのふしぎなふしぎな大冒険」(2010年)が地上波初放送。
posted by ムラサキ博士 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ポケモンアニメBW
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