2011年09月15日

BW第47話「激走!バトルサブウェイ!!(前編)」/BW第48話「激走!バトルサブウェイ!!(後編)」

今回は特別なタイトルなしの「ポケットモンスターベストウイッシュ1時間スペシャル」。

BW第47話「激走!バトルサブウェイ!!(前編)」

3行でわかるあらすじ
ライモンシティに到着したサトシたちはポケモンセンターを訪れる。ニャースは本性を現し、保管庫のポケモンを盗み出す。地下鉄はシステムをハッキングされ、ロケット団の列車はダミーをばら撒き、巧みに逃走するのだった。

・ついにサトシたちはライモンシティに到着。タウンマップには、ジム、リトルコート、ミュージカルホール、ビッグスタジアムが映る。街は「ポケモンバトルの聖地」とも呼ばれているという。BW第23話でヒウンシティをたってから半年もかかっている。いくらなんでも時間のかけすぎだ。
・サトシはさっそくジムに挑戦しようとするが、ニャースは疲れたのでポケモンセンターで休憩したいという。アイリスはお腹を空かせ、ジム戦をせかすサトシとピカチュウもお腹を鳴らす。デントはハイテンションでポケモンセンターへ案内する。
・デントは地下鉄に乗ってポケモンセンターへ行くという。彼は「メトロソムリエ」だった。「イッツサブウェイタイム!」。デントは駅の構内に展示されているダブルトレインの車両に目を輝かせ、薀蓄を垂れる。メトロソムリエは、車両にこだわる「車両派」と路線にこだわる「路線派」に分かれている。彼は車両派であり、その中でも「駆動系」と「フォルム系」があるという。
・ライモン中央行き列車に乗る。デントは先頭車両の運転席のガラスに張りつき、子供に指を指される。アイリスは恥ずかしがる。列車はATO(オートマティック・トレイン・オペレーション:自動列車運転装置)で無人運転されている。
・アラームが鳴り、列車が緊急停車する。デントは見たことのない車両が走り抜けるのを目撃、幽霊列車の噂を耳にする。ノボリとクダリが現れ、運行を再開する。
・ライモン中央駅。デントは去年のサブウェイコンベンション以来のノボリ・クダリとの再会を喜ぶ。サブウェイコンベンションとは、地下鉄好きが年に一度集まるイベントのこと。ノボリは最近ダイヤにない列車が走っていることを話す。さっきは跳ね橋駅に現れたため、ATOが全車両を緊急停車させたのだという。怒りに燃えるデントはニャースにポケモンセンターへと引きずられる。
・ポケモンセンターは今までにない大きさで、ゲームのように1・2階が吹き抜けになっている。ジョーイ(青紫)はタブンネを2匹連れている。モンスターボールの保管庫にはレベルの高いポケモンが集まっており、通常の治療マシン(液体入りカプセル)に加え、ポケモンの心と体を癒す特別なサービスがある。サトシたちはニャースに勧められ、ピカチュウとキバゴを含む手持ちのポケモンを全部預け、レストランに行く。
・タブンネたちにストレッチャーで運ばれる途中、ニャースは用事を思い出したと言って抜け出し、公衆電話からロケット団のゼーゲル博士に連絡を取る。ムサシとコジロウも行動を開始する。
・レストランのサトシはオーキド博士と連絡を取るため、席を立つ。
・ニャースが戻り、タブンネは保管庫入口のセキュリティーマシンのスキャンを受ける。ニャースはピカチュウとキバゴに、ジョーイかタブンネでないと扉を開けられないと説明する。
・サトシは公衆電話でオーキド博士と話す。オーキドがケンジを呼ぼうとしたとき、ゼーゲルがポケモンセンターの外部との通信を遮断する。ケンジ無念。
・マッサージにピカチュウとキバゴは眠り込み、タブンネたちはニャースに言われて仕事に戻る。ゼーゲルは遠隔操作で跳ね橋を上げ、操作パネルをショートさせる。ニャースは保管庫のファイナルセキュリティーを解除し、空気を吸い込む空気孔に大量のモンスターボール、檻に入れたピカチュウとキバゴを投げ込む。それは下で待つロケット団の列車に吸い込まれていく。
・パトカーのサイレンに気づいたサトシたちはジョーイのところへ。跳ね橋でトラブルがあり、シティ全域の通信が不通となり、街中が混乱しているという。デントは推理をめぐらし、狙いはポケモンであると気づく。ニャースは任務を完了し、空気孔に飛び込む。

・ジョーイが保管庫に入ると、中はすっかり空になっていた。サトシたちは空気孔に飛び込む。ニャースはムサシ・コジロウと合流、ミッションの第1段階は成功した。ゼーゲルがATOをハッキングし、地下鉄の全車両が急停車、集中管理室はパニックに陥る。ノボリの顔が怖い。
・サトシたちはニャースとロケット団の列車を見つける。ニャースが本性を現し、久々にロケット団の3人で名乗りを上げる。ニャースの顔が極悪。サトシたちの仲間になることで、怪しまれず保管庫に侵入することが目的だった。コロモリがエアスラッシュを放ち、ロケット団は逃げ去る。
・ライモン中央駅の管理室。ノボリは、ロケット団の列車は連絡線を使い、停車している車両を避けて逃走を続けているという。必ず通ることになるD3ポイントで待ち伏せすればいい。クダリは、ライモン中央駅と中央郵便局をつなぐ郵便車用の路線に気づく。サトシたちが志願、ノボリが案内する。
・逃走するロケット団。ミッションの第2段階は順調に進んでいる。ピカチュウの電撃は檻に吸い取られる。
・サトシたちは郵便車用の路線に到着、自走式のトロッコに乗る。デントが制帽をかぶり、運転する。ノボリは戻る。D3ポイント付近でロケット団の列車に追いつき、サトシが飛び移るが、それは風船のダミーだった。ダミーは破裂し、トロッコは脱線してしまう。
・管理室。センサーが復活し、線路上で動くものが感知できるようになった。クダリはデントと話す。本物のロケット団の列車がサトシたちの目の前を通り過ぎていく。D3ポイントを通過したとき、画面上で列車の反応が増殖し、別々の方向に進んでいく。


BW第48話「激走!バトルサブウェイ!!(後編)」

3行でわかるあらすじ
ピカチュウたちはカナワタウンに向かうロケット団の列車から自力で脱出、サトシたちはサブウェイマスターの協力で追いつく。みんなの力でロケット団を退けたサトシは最後、ニャースに「楽しかった」と告げるのだった。

・ロケット団は次々とダミーを展開し、センサー上の列車の反応は分岐点を通過するごとに増えていく。ノボリはデントと話す。管理室からではどれが本物か判別できない。サトシたちの前を1両が通過するが、それもダミーだった。1つずつ確かめるしか方法はないのか?
・ゼーゲル博士は1人でヘリを操縦しつつ、ハッキングを行う。器用すぎる。列車に閉じ込められたピカチュウは檻ごと跳び、アイアンテールを使うが、扉はびくともしない。
・サトシたちはまた1両ダミーを見かける。デントはもう地下にはいないかもしれないと話し、サトシとアイリスの地下鉄はどこから地下に入れるのかという疑問を受け、はたとひらめく。
・デントはノボリに話す。地下鉄の車両はすべて北西の街・カナワタウンの車両基地から地下に入れられている。列車の行き先はそこしかない。デントはメトロソムリエの聖地に目を輝かせる。
・泣き出したキバゴをあやすピカチュウは、見知ったモンスターボールに目を留める。エレキボールをぶつけ、中からツタージャが出てくる。ツタージャはつるのムチでボールを探し、ドリュウズを出す。ドリュウズはピカチュウとキバゴの檻を壊す。ピカチュウのアイアンテールにもキバゴの竜の怒りにも扉は壊れない。ツタージャがヤナップを出す。ヤナップのタネマシンガンとドリュウズの体当たりも効かない。
・ピカチュウは考えをめぐらせる(パステル調)。ミジュマルのシェルブレードは×、ズルッグの跳び膝蹴りも×、ポカブの体当たりも×……イシズマイの石を溶かす液体が○!ツタージャはイシズマイを出す。話を聞いたイシズマイは扉に液体をかける。
・サトシたちの前に、ノボリとクダリが乗ったトロッコが火花を散らして到着する。クダリのパートナーのシビルドンの放電を利用し、モーターをパワーアップしたのだ。トロッコはサトシたちを乗せ、カナワタウンへと急ぐ。
・イシズマイの出す液体は扉を丸く切り取る。ピカチュウはニャースと目が合い、怒りをあらわにする。列車は地上に出、全体が明らかになる。極端に短い機関車と通常の長さの貨物車の2両編成だった。

・機関車のニャースは扉を閉め、貨物車のピカチュウからの10万ボルトを防ぐ。ニャースは一瞬思いを断ち切るかのような表情を見せ、運転席のムサシとコジロウに報告する。ゼーゲルのヘリが列車に迫る。
・ツタージャはダンゴロとポカブを出す。ピカチュウの合図で、ダンゴロがラスターカノン、ポカブが火の粉、キバゴが竜の怒り、ヤナップがタネマシンガンを連結器にぶつける。とどめのピカチュウの10万ボルトで、ついに連結器を破壊、機関車と貨物車が離れていく。
・コジロウはゼーゲルに貨物車の確保を急かす。ピカチュウの指示でツタージャがつるのムチを使ってポイントを切り替え、貨物車は並行する連絡線に逃げる。機関車はバックし、後から貨物車を追う。ピカチュウたちは屋根に上がる。ゼーゲルは貨物車を確保すべくマニピュレーターを下ろす。
・サトシたちはついにロケット団の列車を視界に捉える。ノボリ・クダリはトロッコをさらに加速させ、分岐点から別レーンに入り、ショートカットする。
・ピカチュウたちは必死の抵抗を試みるが、効果はない。トロッコが貨物車に並ぶ。助けに行くというサトシたちに、ノボリは危険だと止めるが、クダリにみんなの気持ちがわかると言われ、パートナーのシャンデラを出す。声がセクシー系だ。シャンデラはサイコキネシスを使い、サトシたちを貨物車の屋根へと運ぶ。皆再会を喜び合う。
・サトシはラスターカノンと火の粉で貨物車を加速させ、マニピュレーターをかわす。さらに竜の怒りも加わる。再び追いつかれそうになるが、デントがタネマシンガンでポイントを切り替え、マニピュレーターをかわす。
・加速にも限界が来、ヘリが追いつく。サトシはツタージャのリーフストームをヘリのローターに巻き込ませて速度を落とし、ピカチュウのエレキボールでマニピュレーターを破壊する。あっさり壊れたが、先のダメージが蓄積していたのか?
・ヘリがやられ、ロケット団の3人は機関車で追撃する。ポカブの火の粉が火炎放射へと変化する。ノボリはシャンデラの鬼火で機関車を攻撃、ロケット団は脱出のため屋根に上がる。
・対峙するサトシたちとニャースたちロケット団。ピカチュウは怒りをむき出しにする。サトシは勝ちを宣言、「俺、お前といっしょにライモンシティまで旅したの、これでも結構楽しかったんだぜ!」と叫ぶ。彼らしい言葉だ。ニャースは首を振り必死に否定、捨て台詞を吐く。ロケット団は機関車を破棄し、ヘリで飛び去る。サトシは怒りの収まらないピカチュウをなだめる。アイリスはニャースをゲットせずに良かったと溜息をつく。
・夕方。デントはカナワタウンの車両基地に並ぶ数々の列車を前に、「メトロソムリエの桃源郷だ〜!」とはしゃぎ回る。地下鉄は完全に復旧し、盗まれたモンスターボールはポケモンセンターに戻された。次はジム戦だ。
・ロケット団の目的が単なるポケモンの大量強奪だったのには拍子抜けした。世界征服に係わる特別なポケモンを奪う、とかだったらもっと盛り上がったかもしれない。

今後の見どころを大公開。サトシのライモンジム戦、サブウェイマスターとタッグバトル、チャンピオン・アデク登場、独りぼっちのモノズとアイリス、冷凍コンテナに潜む謎の集団(怪傑ア☆ギルダーVS怪人フリージ男)、ミロス島に伝わる伝説(トルネロス・ボルトロス・ランドロスの争い)、ポケモンミュージカルの7つ。ずいぶん先までできているものだ。
posted by ムラサキ博士 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ポケモンアニメBW
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/48212290
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック