2011年06月23日

BW第37話「釣りソムリエ・デント登場!」

3行でわかるあらすじ
サトシたちはベルと会い、釣り大会に参加することに。デントは薀蓄を垂れ、バスラオを釣り上げてみせる。大会はロケット団が仕組んだものだった。集めたポケモンはプルリルに逃がされてしまい、ロケット団は逃走する。ベルは去っていった。

・ライモンシティまではもう少し。街で突然現れたベルがぶつかり、サトシは川に落ちてしまう。プルリル♀がそれを見つめる。サトシは街中でパンツ一丁になり、焚き火で服を乾かす。場所を考えなさい。
・ベルは釣り大会が開かれると聞いて、ここに来た。デントはチラシに食い入る。ベルは今まで自由にやらせてもらえず、釣りは初めてだという。
・デント「イッツ・フィッシングタイム!」。釣りは真剣勝負だと燃え上がり、優勝を狙うと宣言する。自称「フィッシングソムリエ」。
・釣り大会の申込窓口には、係員に扮したロケット団の3人が。参加者に水タイプのポケモンをゲットさせ、強いポケモンを選び、ボスに献上しようと計画する。展開がDP以前に近い。
・大会の概要。釣竿を借り、水タイプのポケモンを釣り上げたら、生けすに移してバトルし、フィッシングボール(モンスターボールに魚のマークが入ったもの)でゲットする。ポケモンの種類は不問、一番の大物を釣り上げた者が優勝となる。優勝賞品は金色に輝く「ものすごすぎる釣竿」。
・サトシはものすごすぎる釣竿を借りると言い出し、アイリスに「子供ね〜」とたしなめられる。こんな性格だったっけ?ベルは適当な竿を取ろうとするが、デントが止め、初心者向けのものを見つくろう。デントは颯爽と自前のスペシャルマイロッド(折りたたみ式)とマイリールを取り出す。第32話で使用しているが、本来の放送順では今回が初登場となる(後述)。例によってアイリスに面倒くさがられる。
・ベルは釣竿をめちゃくちゃに振り回し、サトシを引っかけてしまう。デントが円熟のテクニックを披露する。キャスティングにはオーバヘッドキャストとサイドハンドキャストがある。心を落ち着かせ、オーバヘッドキャスティングで仕掛けを投げ込む。「時と共に熟成していくのを楽しむように」ゆっくりとリールを巻き、獲物を誘う。当たりがあり、サトシとベルがせかすが、デントは「焦るな、素人ども」と制する。「ポケモンが餌をテイスティング」し、完全に食いついたら竿を立てて誘い、「ビンテージ物のコルクを静かに抜くように」引き上げる。釣れたのはバスラオ(青筋の姿)。「ワルツを踊るように」相手の動きに合わせ、生けすに移す。デントはヤナップを出す。ヤナップは水鉄砲と噛みつくからのアクアテールを受けるが、タネマシンガンで反撃、フロートに上がり、ソーラービームを放つ。デントはフィッシングボールを投げてゲットし、「バスラオゲットでグッドテイスト!」とポーズを決める。デント「僕のフィッシングボールの中でデキャンタージュして、君の魅力をゆっくり開花させてみせよう」。デント節全開だ。3人は闘志を燃やす。

・参加者たちは次々とバスラオ(赤筋の姿&青筋の姿)やママンボウを釣り上げる。何も釣れないアイリスは飽きてしまい、「いつもの方法」で大物ゲットを狙う。靴とレギンスを脱ぎ、川に入って「とったわよ〜!」とバスラオをつかみ取りする。見えそう。コジロウに見つかり、イエローカードを出される。
・ムサシは参加者から受け取ったボールを無造作に箱に入れる。後で大きさを計測するというが、デントは納得がいかない。
・ベルがキャストした瞬間にヒット、強烈な引きに川に落ちそうになり、サトシとアイリスが体をつかんで支える。サトシの手が胸に当たっている。駆けつけたデントが竿を持ち、ベルがリールを巻く。釣り上げられたプルリルはサトシめがけて落下、笑顔で巻きつく。彼のことが気に入ったようだ。引き剥がそうとするデントとアイリスも巻きつかれてしまう。サトシはピカチュウに10万ボルトで攻撃させ、プルリルは水中に逃げる。
・ロケット団は外が騒ぎになっている隙に逃走を図るが、停めてあったボートはプルリルが流してしまい、ポケモンを持ち逃げしようとしていることがサトシたち参加者にばれてしまう。ベルはロケット団と聞いて宇宙開発をしているのだと勘違いするが、サトシに人のポケモンを盗む悪い奴らだと説明され、「ぬすっと団」だったのかと納得する。
・コジロウがついでにピカチュウもゲットしようかと言うが、ムサシはその必要はないとコロモリを出して逃走を図る。サトシたちとコジロウのデスマスとは、本来の放送順では今回が初対面となる(後述)。デスマスはヤナップの種マシンガンやピカチュウの10万ボルトをマスクで弾く。大切なもののはずなのに、ずいぶん粗末に扱うものだ。ならばと、ピカチュウはアイアンテール、ヤナップは噛みつくで攻撃する。
・口の開いたフィッシングボールが川を流れていく。ボールを開け、ポケモンたちを逃がしていたのはプルリルだった。ロケット団はデスマスの黒い霧で姿をくらませ、小屋に隠していたロケットパックで脱出する。ベルもやっぱりロケット団だったと納得する。デントは必死でものすごすぎる釣竿を探すが、それはボロの釣竿に色を塗っただけのものだった。
・ベルもライモンジムに挑戦すべく、特訓のため、あわただしく去っていく。

今回の当初のサブタイトルは「ヒウンシティのつり大会!釣りソムリエ・デント登場!!」。当初は4月7日放送予定で、「ヒウンジム戦!純情ハートの虫ポケモンバトル!!」(3月31日放送予定→3月17日放送)と「かわいい顔に要注意!エモンガでシビレビレ!!」(4月14日放送予定→3月24日放送)の間に来る予定だったが、東北地方太平洋沖地震(3月11日)の影響で放送が延期されていた。
一部の映像はBW第33話のポケモンライブキャスターで先行して使用された。
はっきり変更されたとわかる箇所を挙げてみる。
・場所がヒウンシティ→ライモンシティ近くの街に変更。
・ベルがサトシたちに同行し、エモンガ回に続く→すぐ別れるように変更。
修正のせいか、いろいろと展開が唐突でまとまりがない印象を受ける。

オーキド博士のポケモンライブキャスターは、ズルッグについて。喧嘩っ早い性格で、視線の合った相手に頭突きを仕掛けるため、ズルッグに会ったときは目を合わせないようにする。
ポケモン川柳「ズルッグが にらみきかせる きょうもまた」
posted by ムラサキ博士 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ポケモンアニメBW
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