2011年06月30日

BW第38話「ゾロア・ザ・ムービー!ポケモンナイトの伝説!!」

3行でわかるあらすじ
ルークは映画を撮影するが、ゾロアはヒロインしかやりたがらず、サトシたちが出演することに。ゾロアを狙うロケット団の邪魔が入るが、アドリブで乗り切る。映画は大成功。ルークはバトルの腕を磨くため、サトシたちとライモンシティに向かう。

・ミラクルシューターシリーズの最新作・映画「ミラクルファイター・ザ・ムービー パートトゥエンティーフォー ミラクルシューターの謎」のCMが街頭ビジョンで流れる。スタジアムでのバトルで、主人公の女性はゴルーグにミラクルシューターでプラスパワーを使い、相手の男性もシュバルゴにミラクルシューターでスピーダー?を使う。絶賛公開中。ずいぶん長いシリーズだ。ミラクルシューターが遊戯王のデュエルディスクに見えてしまう。
・デント「イッツ・ムービータイム!」。今回から新しい俳優が5代目の主役ファイターを演じている。一番渋いテイストの3代目が好きだったが、1回で交代してしまったという。デントは「映画ソムリエ」でもあった。アイリスは竜の里の祭で映画が上映されるのが楽しみだったという。
・サトシの背後にミラクルファイターの主人公が現れる。それはアイリスに姿を変え、ゾロアへと戻る。「幻影の覇者 ゾロアーク」のものと比べると四肢が長く、すらりとしている。映画はパラレルワールドなので、サトシの反応に特別なものはない。
・ゾロアは自分のだという少年が現れるが、ゾロアはピカチュウに化け、彼はサトシのピカチュウを捕まえて電撃を受ける。ゾロアはそっくりに化けられるが、技のコピーはできない。
・ゾロアはキバゴに化け、モグラ叩きのごとくアイリスの髪から出入りする。おかげでアイリスの髪はくしゃくしゃに。少年はモンスターボールを使って戻そうとするが、ゾロアはシャドーボールを放ち、姿をくらましてしまう。
・映画監督を目指しているルーク(声:高山みなみ)。ゾロア♀(声:たかはし智秋)を主演女優として映画を撮影中だった。助監督のゴビットを連れている。高山みなみは無印当時のサトシのライバル・ヒロシ役以来の出演。
・撮影中、ルークはヒロインのユリア姫に化けたゾロアに、次は海賊に化けるよう言うが、ゾロアはすぐに姫に戻ってしまう。ゾロアのふくれっつらがかわいい。ポケモンナイトに化けさせても姫に戻り、逃げてしまったという。
・ゾロアの噂を聞きつけたロケット団の3人が登場。化ける能力を戦力とするため、ゾロアを狙う。
・ルークはサトシたちを映画館に案内し、ゾロアと初めて出会ったときのことを話す。彼は映画をただで見せてもらう代わりに、映写の手伝いをしていた。そのとき、映画の登場人物にそっくりな女性が客席にいるのを目撃する(片目を隠した眼鏡の女性、クレオパトラ風の女性、オードリー・ヘプバーン風の女性)。ちゃんとモノクロで化けているのには笑ってしまう。その正体はゾロアだった。映画を見るのが好きなゾロアは、ルークの作品作りのパートナーとなった。
・映画館の館長兼映写技師のマシューは、ゾロアは中に入っていったという。スクリーンの前にはユリア姫の姿をしたゾロアがいた。ルークはすべての役をゾロアにやらせていた。デントは女の子のゾロアは姫の役だけをやりたいのだと言い当てる。
・演者が足りないため、サトシたちも映画に出演することに。裏のフィルム倉庫の空きスペースで泊り込みで作業をする。ルークは脚本を直す。アイリスはゾロアが化けた姿を見て布を裁断し、ルークのハハコモリとサトシのクルマユはそれを縫い上げる。サトシ、デント、ピカチュウ、ミジュマル、ゴビットは小道具を作る。ツタージャとエモンガは取っ組み合ってペンキをひっくり返し、サトシとアイリスがかぶってしまう。
・翌日。ルークは絵コンテを使った紙芝居でストーリーを説明する。タイトルは「ポケモンナイトの伝説」。マサラ国のユリア姫は海賊・デントによってさらわれてしまう。姫には財宝を手に入れる秘密が隠されていた。姫を助けようとポケモンナイト・サトシはドラゴンマスター・アイリスに会い、数々の試練を与えられる。そしてパートナーのピカチュウと共に海賊を倒し、姫を助けたのだった。
・アイリスは主役だと気合を入れるサトシを「子供ね〜」とたしなめ、主役は姫に決まっているという。デントは冒険活劇では悪役が重要で、影の主役であると持論を語る。ロケ地の公園に移動し、撮影を開始する。

・船で海賊がポケモンナイトから姫をさらうシーンの撮影。ポケモンナイトは「ミュウと波導の勇者 ルカリオ」のアーロンっぽい。サトシはがちがちに緊張し、台詞がうまく言えない。デントは演じることに命をかけるヒロインを熱く描いた名作「デスマスの仮面」を例に上げ、役になりきれとアドバイスする。ガラスの仮面?サトシは感心するが、よくわかっていない。ルークは思いっきりやればいいという。
・リテイク。サトシとデントは屈指の熱演を見せる。ピカチュウのエレキボールはヤナップのソーラービームに押され、ポケモンナイトは敗れてしまう。姫の声はアイリスが当てる。
・森でポケモンナイトがドラゴンマスターから特訓を受けるシーンの撮影。キバゴはエレキボールをかわすはずが、くらってしまう。デントはピカチュウに手加減させるのは迫力が出ないと、竜の怒りで返り討ちにするよう提案し、採用される。
・リテイク。ピカチュウはキバゴの竜の怒りに倒れ、ドラゴンマスターは技に魂を込めるよう言う。竜の怒りとエレキボールは拮抗、ピカチュウは更に10万ボルトを撃ち込む。後々実際にバトルで使いそうだ。ドラゴンマスターは姿を消し、姫を助けに行くよう言う。ロケット団はそれを見ていた。
・森の洞窟でポケモンナイトが海賊を倒し、姫を救うラストシーンの撮影。カメラは長回しでいく。デントは失敗したときはアドリブを使えばいいという。
・撮影開始。姫の力で財宝の扉が開いた。ポケモンナイトが現れ、10万ボルトを加えた魂のエレキボールで海賊を倒す。突然エアカッターが襲い掛かり、ゾロアはとっさにかわすが、電気のネットに捕らえられてしまう。ルーク「ゾロアに何をするんだ!」、ゾロア「アンアンアン!」、ムサシ「ゾロアに何をするんだアンアンアンと聞かれたら」。ロケット団が飛行メカで登場。口上のエフェクトが豪華だ。
・逃走する飛行メカはゴビットのシャドーボールにあっさり墜落する。デントはルークに撮影を続けるよう言い、アドリブに切り替える。衣装を脱ぎ捨て、マントを羽織った仮面のソムリエの姿に!STAR DRIVER?綺羅星?ロケット団は自分に取り憑いていた悪の魂が正体を現したものであり、これが真の姿、ポケモン魔道士・デントだと言う。完全にやりたい放題だ。
・ヤナップがタネマシンガンでネットを破壊、キバゴが竜の怒りで攻撃し、ゾロアは逃げる。ゾロアはコロモリの風起こしに空中に巻き上げられるが、ハトーボーがキャッチする。デスマスがシャドーボールを放つが、ピカチュウが10万ボルトで相殺する。下に下りたゾロアの前にニャースが立ちはだかるが、ゾロアはかわいいニャース♀に化け、ニャースはメロメロになる。ゾロアの強烈なナイトバーストに吹き飛ばされ、ロケット団は逃走する。そんな高レベルで覚える技を使えたとは。
・ドラゴンマスターが本物の姫であり、財宝を守るためにゾロアに命じて自分に化けさせていたのだったということに。ドラゴンマスターの服を脱ぐと、下から姫のドレスが。姫、ポケモンナイト、ポケモン魔道士は明るいポケモン世界を作るため、みんなでがんばることを誓うのだった。映画「ポケモンナイトの伝説」は大成功を収める。スタンディングオベーションを送る者もいる。
・マシューはボトルシーンはもうちょっと迫力が欲しかった言い、ルークにライモンのバトルトーナメントに出場することを勧める。サトシ、アイリス、デントも出ることに決め、闘志を燃やす。
・今回は脚本に隙がなく、悪乗りがとても面白かった。作画もよかった。最近はデントばかり目立っている印象がある。サトシには主人公らしい活躍を期待したい。

ポケモンカードゲームBW「レッドコレクション」の新CMは具志堅用高が「ポケモン言えるかな?BW」を歌うが、ポケモン名をほとんど言えていない。放送局により、片桐はいりが歌うバージョンもあったとのこと。
映画の最新情報は幻のポケモン・ビクティニについて。人やポケモンに不思議なパワーを与える力を持ち、ポカブはパワーアップした火の粉でダイケンキを倒す。マカロン好きがきっかけで、サトシたちと心を通わせるようになる。
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2011年06月23日

BW第37話「釣りソムリエ・デント登場!」

3行でわかるあらすじ
サトシたちはベルと会い、釣り大会に参加することに。デントは薀蓄を垂れ、バスラオを釣り上げてみせる。大会はロケット団が仕組んだものだった。集めたポケモンはプルリルに逃がされてしまい、ロケット団は逃走する。ベルは去っていった。

・ライモンシティまではもう少し。街で突然現れたベルがぶつかり、サトシは川に落ちてしまう。プルリル♀がそれを見つめる。サトシは街中でパンツ一丁になり、焚き火で服を乾かす。場所を考えなさい。
・ベルは釣り大会が開かれると聞いて、ここに来た。デントはチラシに食い入る。ベルは今まで自由にやらせてもらえず、釣りは初めてだという。
・デント「イッツ・フィッシングタイム!」。釣りは真剣勝負だと燃え上がり、優勝を狙うと宣言する。自称「フィッシングソムリエ」。
・釣り大会の申込窓口には、係員に扮したロケット団の3人が。参加者に水タイプのポケモンをゲットさせ、強いポケモンを選び、ボスに献上しようと計画する。展開がDP以前に近い。
・大会の概要。釣竿を借り、水タイプのポケモンを釣り上げたら、生けすに移してバトルし、フィッシングボール(モンスターボールに魚のマークが入ったもの)でゲットする。ポケモンの種類は不問、一番の大物を釣り上げた者が優勝となる。優勝賞品は金色に輝く「ものすごすぎる釣竿」。
・サトシはものすごすぎる釣竿を借りると言い出し、アイリスに「子供ね〜」とたしなめられる。こんな性格だったっけ?ベルは適当な竿を取ろうとするが、デントが止め、初心者向けのものを見つくろう。デントは颯爽と自前のスペシャルマイロッド(折りたたみ式)とマイリールを取り出す。第32話で使用しているが、本来の放送順では今回が初登場となる(後述)。例によってアイリスに面倒くさがられる。
・ベルは釣竿をめちゃくちゃに振り回し、サトシを引っかけてしまう。デントが円熟のテクニックを披露する。キャスティングにはオーバヘッドキャストとサイドハンドキャストがある。心を落ち着かせ、オーバヘッドキャスティングで仕掛けを投げ込む。「時と共に熟成していくのを楽しむように」ゆっくりとリールを巻き、獲物を誘う。当たりがあり、サトシとベルがせかすが、デントは「焦るな、素人ども」と制する。「ポケモンが餌をテイスティング」し、完全に食いついたら竿を立てて誘い、「ビンテージ物のコルクを静かに抜くように」引き上げる。釣れたのはバスラオ(青筋の姿)。「ワルツを踊るように」相手の動きに合わせ、生けすに移す。デントはヤナップを出す。ヤナップは水鉄砲と噛みつくからのアクアテールを受けるが、タネマシンガンで反撃、フロートに上がり、ソーラービームを放つ。デントはフィッシングボールを投げてゲットし、「バスラオゲットでグッドテイスト!」とポーズを決める。デント「僕のフィッシングボールの中でデキャンタージュして、君の魅力をゆっくり開花させてみせよう」。デント節全開だ。3人は闘志を燃やす。

・参加者たちは次々とバスラオ(赤筋の姿&青筋の姿)やママンボウを釣り上げる。何も釣れないアイリスは飽きてしまい、「いつもの方法」で大物ゲットを狙う。靴とレギンスを脱ぎ、川に入って「とったわよ〜!」とバスラオをつかみ取りする。見えそう。コジロウに見つかり、イエローカードを出される。
・ムサシは参加者から受け取ったボールを無造作に箱に入れる。後で大きさを計測するというが、デントは納得がいかない。
・ベルがキャストした瞬間にヒット、強烈な引きに川に落ちそうになり、サトシとアイリスが体をつかんで支える。サトシの手が胸に当たっている。駆けつけたデントが竿を持ち、ベルがリールを巻く。釣り上げられたプルリルはサトシめがけて落下、笑顔で巻きつく。彼のことが気に入ったようだ。引き剥がそうとするデントとアイリスも巻きつかれてしまう。サトシはピカチュウに10万ボルトで攻撃させ、プルリルは水中に逃げる。
・ロケット団は外が騒ぎになっている隙に逃走を図るが、停めてあったボートはプルリルが流してしまい、ポケモンを持ち逃げしようとしていることがサトシたち参加者にばれてしまう。ベルはロケット団と聞いて宇宙開発をしているのだと勘違いするが、サトシに人のポケモンを盗む悪い奴らだと説明され、「ぬすっと団」だったのかと納得する。
・コジロウがついでにピカチュウもゲットしようかと言うが、ムサシはその必要はないとコロモリを出して逃走を図る。サトシたちとコジロウのデスマスとは、本来の放送順では今回が初対面となる(後述)。デスマスはヤナップの種マシンガンやピカチュウの10万ボルトをマスクで弾く。大切なもののはずなのに、ずいぶん粗末に扱うものだ。ならばと、ピカチュウはアイアンテール、ヤナップは噛みつくで攻撃する。
・口の開いたフィッシングボールが川を流れていく。ボールを開け、ポケモンたちを逃がしていたのはプルリルだった。ロケット団はデスマスの黒い霧で姿をくらませ、小屋に隠していたロケットパックで脱出する。ベルもやっぱりロケット団だったと納得する。デントは必死でものすごすぎる釣竿を探すが、それはボロの釣竿に色を塗っただけのものだった。
・ベルもライモンジムに挑戦すべく、特訓のため、あわただしく去っていく。

今回の当初のサブタイトルは「ヒウンシティのつり大会!釣りソムリエ・デント登場!!」。当初は4月7日放送予定で、「ヒウンジム戦!純情ハートの虫ポケモンバトル!!」(3月31日放送予定→3月17日放送)と「かわいい顔に要注意!エモンガでシビレビレ!!」(4月14日放送予定→3月24日放送)の間に来る予定だったが、東北地方太平洋沖地震(3月11日)の影響で放送が延期されていた。
一部の映像はBW第33話のポケモンライブキャスターで先行して使用された。
はっきり変更されたとわかる箇所を挙げてみる。
・場所がヒウンシティ→ライモンシティ近くの街に変更。
・ベルがサトシたちに同行し、エモンガ回に続く→すぐ別れるように変更。
修正のせいか、いろいろと展開が唐突でまとまりがない印象を受ける。

オーキド博士のポケモンライブキャスターは、ズルッグについて。喧嘩っ早い性格で、視線の合った相手に頭突きを仕掛けるため、ズルッグに会ったときは目を合わせないようにする。
ポケモン川柳「ズルッグが にらみきかせる きょうもまた」
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2011年06月16日

BW第36話「化石復活!古代怪鳥アーケオス!!」

3行でわかるあらすじ
化石からアーケンが復活した。サトシは暴れるアーケンをなだめ、空の飛び方を教える。アーケンはアーケオスに進化する。食物となる植物はロケット団の襲撃で焼けてしまう。生き残っていた仲間たちが現れ、アーケオスは去っていくのだった。

・アララギ博士とマコモは、研究所で羽根の化石(アロエが提供)からアーケンを復活させる実験を行う。サトシたちは見学。化石をポケモン復元装置に入れ、遺伝子情報を解析する。喜ぶマコモとムンナの動きがシンクロしている。ムシャーナの額につけたホースから夢のエネルギーを送り込み、復元はあっという間に完了する。
・復活したアーケンは暴れ、アララギたちの頭をつつく。その拍子に古代の植物の種子がこぼれ落ちる。アーケンは捕まえようとしたサトシとぶつかり、倒れて眠ってしまう。アイリス「科学の力ってすごい!」。
・ロケット団の3人は遠く離れたビルから、その様子を盗視・盗聴していた。集音器で何とかなるような距離ではないのだが。コジロウがネットワークに侵入し、復元装置の設計データと実験記録を盗み出そうとする。
・アララギはポケモンの起源を解き明かす研究をしている。鳥ポケモンの先祖であるアーケンは飛べない。アーケンを調べれば、どのように飛行メカニズムが発展し、後の鳥ポケモンにどう影響していったのかかがわかるという。
・目を覚ましたアーケンは耳をつんざくような鳴き声を上げ、それに反応して古代の植物の種子が芽を出す。暴れるアーケンは竜の息吹を吐く。デントはかろうじてよけ、一面の窓が破壊される。サトシが抱え込んで落ち着かせる。鳴き声に応じて植物は成長していく。
・アーケンはサトシが差し出したデント特製のポケモンフーズを吐き出す。庭の木に登り、木の実を口にするが、それも口に合わない。
・アーケンはムンナを見て飛ぼうとし、サトシはハトーボーを出して見本を見せる。古代のポケモンに現代のポケモンが飛び方を教えている。ピカチュウとキバゴが追いかけてくるのがいい。
・アイリスもエモンガを出す。エモンガはメロメロをかけるが、アーケンには効かない(♀と判明)。アーケンにつつかれたエモンガはボルトチェンジでデントのマッギョを引きずり出し、アーケンにくわえられたマッギョは10万ボルトで攻撃してしまう。

全日空の機内上映作品「ピカチュウのふしぎなふしぎな大冒険」(2010年)のDVDのCMが。ヒカリとタケシのダイヤモンド&パール特別編も同時集収録。

・アララギはアーケンの独特な鳴き方に目的があると気づく。その間にも植物はどんどん成長していく。
・アーケンは練習の結果、短い距離を飛べるようになった。アララギは自然にポケモンの気持ちになってものを考えられるサトシに感心する。デントはそういうところが好きで、いっしょに旅をしているという。背はアララギのほうがかなり高い。デントが低いのか?
・建物に戻ろうとしたマコモは、未知の植物が茂り、装置を破壊しているのを目の当たりにする。アララギたちも植物が建物を覆わんばかりに伸びていることにようやく気づく。次々と花が咲き、あっという間に実をつける。アーケンは実を嬉しそうに食べる。マコモは植物がアーケンの声に共鳴して成長していることに気づく。
・アーケンはアーケオスに進化する。声がオッサンに。進化したことで飛行能力を身につけ、自由に空を飛び回る。ロケット団はデータのコピーを完了、アーケオスも奪おうとたくらむ。
・マコモは植物に覆われた研究所をアーケオスの住処にしようと考え、アララギも賛成する。研究設備や費用に困っていないのだろうか?
・ロケット団がロケットパックで現れ、デスマスとコロモリがアーケオスを襲う。ナイトヘッドを受け、植物が真っ黒な炎を上げる。サトシはハトーボーとピカチュウ、マコモはムンナで応戦する。炎が燃え広がり、サトシはミジュマルの水鉄砲とダンゴロの砂嵐で消火する。コジロウが捕獲バズーカを発射、電気の流れるネットでアーケオスを捕獲するが、強力な竜の息吹を見、煙幕を撒いて撤収する。
・夕方、植物はすっかり焼けてしまい、アーケオスは悲しげな鳴き声を上げる。そのとき、空の彼方から野性のアーケオス3体が現れる。イッシュ地方のどこかに、まだ知られていない生息地があるらしい。あの鳴き声は仲間を呼ぶサインでもあるらしい。アーケオスは仲間たちと共に去っていく。アララギは今はそっとしておこうという。
・ロケット団は復元装置のデータをゼーゲル博士に送信する。ムサシはエネルギーにムシャーナを使っていたことを気にするが、ゼーゲルは夢の跡地でのデータがあると笑う。

オーキド博士のポケモンライブキャスターは、クリムガンについて。かつては空を飛んでいたが、なぜ洞窟で暮らすようになったのかは未だに謎。
ポケモン川柳「クリムガン ガンガンすすむよ あなのなか」
ゲーム画面と「ポケモン言えるかな?BW」を組み合わせた、「ポケットモンスターブラック・ホワイト」の新バージョンのCMが。
次回は放送が延期されていた「釣りソムリエ・デント登場!」。提供読みのデントの落ち着いたテンションに違和感を覚える。
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2011年06月09日

BW第35話「ソムリエ探偵デント!タブンネ失踪事件!!」

3行でわかるあらすじ
街でタブンネの失踪事件が発生した。タブンネの追跡は困難を極めるが、デントの推理、アラタとリナの協力で居場所を突き止めることに成功する。犯人はロケット団だった。タブンネたちの怒りの反撃に、ロケット団は逃走するのだった。

・サトシたちは霧の立ち込める森で道に迷い、様子がおかしいタブンネとすれ違う。霧が晴れ、現れたジュンサーに身柄を確保されてしまう。
・デントがジムリーダーであることを明かし、嫌疑は晴れる。ジュンサーは街で3日前からタブンネが行方不明になる事件が頻発しているという。
・ジュンサーを手伝うアラタとリナ。アラタ(声:竹内順子)はユニラン(声:福圓美里)を連れており、容姿が名探偵コナンの江戸川コナンに似ている。リナ(声:安野希世乃)はゴチム(声:西村ちなみ)を連れている。ゴチムは「チムチム!」「ゴチ〜!」という鳴き声がかわいい。2人はライバル関係にあり、ちょっとしたことでいがみ合う。
・今度は山のポケモンセンターのタブンネが行方不明に。デントはハンチング帽と虫眼鏡を装備、「イッツ・ディテクティブ・タ〜イム!」、ソムリエ探偵となる。決め台詞は「この世に解けない謎と抜けないコルクはない!」。いつもどおりアイリスに面倒くさがられる。
・事件の流れを振り返る。3日前アラタのおじいちゃんのタブンネ、2日前リナの友達である谷間のポケモンセンターのタブンネ、今日保育園のタブンネと山のポケモンセンターのタブンネ、合計4体のタブンネが姿を消した。アラタは悪の秘密組織、リエはエスパーポケモンの仕業だと推理する。この街には、あと3体のタブンネがいるという。
・老夫婦のタブンネにはアラタとサトシ、マオのタブンネにはリナとアイリス、女性のタブンネにはジュンサーとデントがつく。追跡装置のチップとIPadっぽいモニター、IPhoneっぽい通信機を使用する。探偵気分に浮かれるアラタはジュンサーにたしなめられる。デントも人のことは言えない。
・タブンネたちが動き出す。ボールに入れても勝手に出てきてしまう。3体のタブンネは同じ方向に向かい、3組は合流する。モニターに障害が発生し、やむなくユニランのサイコキネシスとゴチムのテレキネシスで2体を引き戻すが、1体は見失ってしまう。そこには追跡装置のチップが残されていた。デントはこちらの手の内が犯人にバレていたのかもしれないという。

・チップは特殊な音波を出し、それで位置を確認している。電波ならこんなことにはならなかったのに。デントは犯人はタブンネだけが聞こえる音波を使っておびき寄せているのではないかと考え、聴覚が発達したダンゴロを使うことを提案する。
・再びタブンネたちが動き出す。タブンネは崖に掛けられたはしごを上り、それを引き上げる。サトシは登ろうとするが、滑り落ちてしまう。普段なら気合いで登れそうなものだが。アラタはユニランのサイコキネシスでみんなを崖の上に運ぶ。
・タブンネたちは谷に架かる吊り橋を渡り、サイコキネシスでそれを落とす。サトシは危うく落ちそうになる。リナはゴチムのテレキネシスでみんなを対岸に運ぶ。
・ダンゴロの案内で、一行は今は使われていない風力発電所にたどり着く。壊れた風車には真新しいスピーカーが取り付けられていた。
・犯人はロケット団の3人だった。なんと安直な。ゼーゲル博士が作った装置は、特殊な音波でタブンネを集めることができ、更に追跡装置も無効化する。博士は集めたタブンネを使って特殊なレーダーを開発しようと考えていた。檻にタブンネ7体が集まった。
・ソムリエ探偵・デント登場!「悪の繁栄と抜けないコルクはない!」。
・コロモリのエアスラッシュに、ユニランは妖しい光で混乱させ、ゴチムはサイコショックで攻撃する。ユニランはデスマスのシャドーボールをかわし、ナイトヘッドで攻撃する。ダンゴロの砂嵐はコロモリの風起こしに押し負けるが、ストーンエッジで装置と檻を破壊する。
・正気に戻ったタブンネ7体は怒り、それぞれ、チャージビーム、火炎放射、冷凍ビーム、シャドーボール、ソーラービーム、10万ボルト、破壊光線を放つ。ロケット団はすんででかわす。威力はたいしたことがないようで、当たった箇所はあまり変化が見られない。ロケット団は捨て台詞を吐き、ロケットパックで逃走する。
・デント「事件が解決して、グッドテイスト!」。自分のポケモンが一番活躍したというアラタとリナに、ジュンサーはサトシのダンゴロが一番だったとして収める。

オーキド博士のポケモンライブキャスターは、ヒトモシについて。
ポケモン川柳「もしもしと さそうヒトモシ ひをともし」
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2011年06月02日

BW第34話「ダンゴロ!ラスターカノン発射せよ!!」

3行でわかるあらすじ
ダンゴロとのバトルでポカブが傷つき、サトシたちはポケモンセンターに向かう。ロケット団は近くの洞窟で新兵器の部品となるダンゴロを捕獲していた。サトシとダンゴロたちの活躍で新兵器は破壊される。サトシはダンゴロとバトルし、ゲットした。

・洞窟から出てきたダンゴロがテーブルに飛び乗り、デントの自信作のパイは台無しにされてしまう。ダンゴロの発音は「団子」と同じ。六角形の黒い部分の拡縮で表情がわかる。ゲームのポケモン図鑑では耳とされている。背中に妙な物体がついている。
・サトシはダンゴロをゲットしようとミジュマルを出すが、水鉄砲はボウルで跳ね返され、アクアジェットは素早い動きでかわされてしまう。ポカブの体当たりはかわされるが、ニトロチャージは命中、ダンゴロは特性・頑丈で耐え、背中の物体が外れる。ダンゴロは砂嵐を起こし、ストーンエッジでポカブを倒す。サトシたちはポケモンセンターへ急ぎ、何か言いたげなダンゴロは森に戻っていく。個体識別用の目印がつかないのは珍しい。
・ポケモンセンターには水道局の給水車が停まっている。水道の調子が悪く、調べてもらっていた。水道局のタトルによると、水源の洞窟に問題があるらしい。そこにはダンゴロたちが生息しており、めったに外に出ないという。タトルとサトシたちは調査に向かう。
・ダンゴロは森のポケモンたちと話すが、洞窟から聞こえる機械音に散り散りになる。ロケット団の車両が吸盤のついたワイヤーでダンゴロたちを次々と捕獲する。ダンゴロは新兵器に必要不可欠なパーツだという。
・洞窟から伸びる水路は完全に枯れている。ダンゴロが現れ、洞窟へといざなう。水路は落石で埋まっていた。ロケット団の車両が現れ、ダンゴロを捕獲する。車両の天井が開き、ロケット団の3人が華麗に登場する。アイリスいわく「すごく勝手で強引で、いつも悪いことをしてる、とんでもない連中」。
・サトシはポカブの火の粉でワイヤーを切り、ダンゴロを助ける。ロケット団はトゲつき鉄球で洞窟の壁を壊し、サトシたちを足止めする。

・サトシに岩が当たりそうになるが、ダンゴロがラスターカノンで粉砕する。
・ゼーゲル博士が開発したロケット団の新兵器「ダンゴロ砲」。ハニカム状のスロットに19体のダンゴロをはめ込んで使用する。ダンゴロの体内には高密度のエネルギーコアがあり、そのコアエネルギーを凝縮・増幅して発射する。ビームが波動砲かソーラ・レイのようだ。ロケット団は発射実験で洞窟の入口を破壊、落石に巻き込まれそうになったダンゴロをサトシが助ける。ロケット団は予想以上の破壊力に満足し、撤収する。それほど威力があるようには見えないのだが。
・洞窟に閉じ込められたサトシたちは、ドリュウズとヤナップの穴を掘るで脱出する。ドリュウズの登場シーンがかっこいい。ダンゴロは音に対してとても敏感であり、サトシたちを仲間の連れて行かれた方向に誘導する。
・廃倉庫でイッシュ地方制圧を確信するロケット団の前に、サトシたちが現れる。コロモリは風起こしで攻撃し、ポカブが火の粉で撃ち落す。ロケット団はダンゴロ砲の発射体勢に入り、ダンゴロは必死に仲間に攻撃を止めるよう呼びかける。ダンゴロ砲が発射されるが、ダンゴロがラスターカノンで打ち消す。やっぱり大した威力じゃないような。
・サトシとダンゴロがダンゴロたちを説得、ダンゴロたちは自力でコアをコントロールし、エネルギーは逆流、ダンゴロ砲は煙を噴く。操作画面にエラーメッセージが出るのが細かい。デスマスがナイトヘッド、コロモリが風起こしで攻撃するが、ポカブの火の粉はそれを貫通、ピカチュウのエレキボールとダンゴロたちのラスターカノンを受け、ダンゴロ砲は爆発する。ロケット団はロケットパックで脱出する。飛び跳ねて喜ぶダンゴロたちがかわいい。
・ポケモンセンター。ダンゴロたちは元気になり、住処でもある洞窟はすぐに復旧工事が始まるという。ダンゴロはサトシをバトルに誘い、サトシはあえてポカブで応じる。ポカブは砂嵐からのストーンエッジというシーンの再利用でやられるが、サトシの声に立ち上がる。ポカブはラスターカノンを撃とうとするダンゴロをニトロチャージで跳ね飛ばす。2体の体当たりと頭突きがぶつかり合う。もう意地だけの勝負だ。両者共に消耗し、サトシはモンスターボールでダンゴロをゲットする。

オーキド博士のポケモンライブキャスターは、エモンガについて。電気のパワーを上げるときは両手をこすり合わせる。
ポケモン川柳「エモンガが そらとぶすがた ええもんだ」
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